12月、そろそろ年末に向けて慌ただしくなる中でセランゴール州が木曜祝日だったので金曜日に有休を取りベトナムのサパに行ってきた。
サパはコロナ禍前から行きたい場所リストには入っていたものの、
・KL―ハノイ便のチケットが東南アジアの中では比較的値段が高い(距離があるから当たり前なんだけど)
・ハノイに着いてからもバスで6時間ぐらいかかる
・東南アジアはダイビング以外ではなるべく短期間で遊びに行きたい
という諸事情、否個人的なわがままな理由でなかなか行く機会が作れなかったのだけど、初めて利用するViet Jet Airでハノイまでの安価なチケットが取れたこと(RM780)、スリーピングバスの利用でバス移動も耐えられそうという事でいつもの弾丸スケジュールで行ってみることにした。
木曜日: 朝11時KL発、午後3時ハノイ着のフライト、5時ハノイ空港発11時着のバスでサパへ
金曜日: フリー。郊外でホームステイ
土曜日: フリー。夜10時発、翌朝4時着のバスでハノイ空港へ
日曜日: 朝7時発、11時にKL着
Viet Jet AirはLCCだけどKLIA1からの出発で、Webチェックイン済みならスマホのPDFのQRコードをかざすだけでイミグレまで行けるので楽ちん。ゲートで飛行機に乗り込む直前になって、なぜか紙のチケットを印刷させられたけど。

定刻でハノイ空港に着陸し、ホーチミン空港と変わらぬ長蛇の列に並びなんとかイミグレを抜けて無事にベトナムに入国。今年はホーチミン2回、ダラットに1回、そして今回のサパと4回目のベトナム。料理が美味しい国は何度来ても飽きない。

バスの出発まで時間があったので空港内のカフェで時間を潰し、バスが来る一番端っこの出口で待っていると今回お世話になるHK Buslinesのバスがやってきた。


土禁なので入口で靴を脱いでビニール袋に入れてバスに乗り込むと、スリーピング仕様の個室が通路の両脇上下段に分かれて設置されていた。
座り心地、というか寝心地は全然悪くない。普通のバスや独立シートのバスに比べても快適さは格別。日本だと道路交通法とかで難しいんだろうけど。

ハノイ空港を夕方5時半過ぎに出発して2度ほど休憩を挟みながら、

夜11時半にサパのバスターミナルに到着した。比較的揺れが少ないとされる下段の座席だったので全然揺れることもなく快適だった。
歩いてすぐのホテルを予約していたのでこの日サパではホテルにチェックインして寝るだけ。
サパ2日目、この日は少し郊外にあるホームステイでお世話になる予定。
霧の街、と呼ばれることもあるらしいサパのこの日は期待通りの霧・・・というより雲が地表まで降りてきてる感じ。

朝早い時間帯は雨がパラパラと降っていたので宿でのんびりして、雨が上がった10時頃に宿の近くでスクーターをレンタルした。1日15万ドン、2日借りて30万ドン。


サパでのスクーターの運転は難しくはないけど坂道や曲がりくねった道が多くて、且つ雨や霧で路面が濡れてる事が多いのでスリップには注意が必要かな。幸い事故もバイクの損傷もなく無事に返却出来てホッとした。
サパの中心部は思っていた以上に都会で、土地が少なくてビルが密集しているからか一見、ほんとに一見だけだけどヨーロッパのような街並みにも見えた。

日本人っぽい観光客もわずかながらいたけど、欧米人が意外と多かった。中国からの観光客は、国境を越えてすぐ来れる距離の割には意外と少ない印象。でもTiktokerなのか知らんけど街中や郊外、至る所でスマホに向かって1人喋りしてる中国人を何人も見かけたので今後は彼らに釣られた中国人観光客が更に増えそうな気がする。

まずは寝起きのカフェイン、という事でブクマしておいたカフェでまったり。 @Ginkgo Sapa - Rooftop Garden

可もなく不可もなくのコーヒーを飲んだ後はランチ!

ここ数年はベトナムといえばブンチャー、というぐらいベトナムに来る度にブンチャーを食べているのでハノイに近いここサパでももちろんブンチャーを食べにこちらのお店に行ってきた。 @Quán Bún chả Nga Cảnh

ド・ローカルのお店。

店頭で調理するおっちゃんに何か声をかけられたので人差し指を指して「ブンチャー1杯」と伝えると頷いてくれたので注文出来たっぽい。
その後は大きなテーブル席に相席して辺りの様子を伺おうとしているとすぐにブンチャーがサーブされた。早っ!

・・・え?これ?
店員さんに、これってブンチャー?って聞くとピュアな目をして頷いてるし、他の人もみんなこのスープヌードルを食べているのでどうやらこれがこのお店のブンチャーらしい。
仕方がないのでこのスープヌードルを食べると優しい味わいのスープに豚肉のミンチやハムなどが入っていて美味しかった。ただしパクチーが入ってたのは許せねぇ。
さて午後からはこの日お世話になる宿に向かう為、市街地を離れる事に。

サパの中心部も新たに建設中のビルをいくつも見たけど、郊外に出る幹線道路沿いにも大規模な開発が進んでいるのを見た。

おそらく今も、これまでのサパの魅力とは異なる価値が生まれている一方で、今までサパに来ていた旅行客が求めていたものは徐々に失われつつあるんだろうと思う。
開発に一定の規制は必要だとは思うけど、現地の人も豊かになりたいだろうし・・・難しいね。
さて、この谷の中腹に目的の宿があるはずなのでGoogle Mapに従いスクーターで向かってみた。

谷を2つに分けるように真ん中に川が流れているので、バイクと歩行者しか渡ることの出来ない狭い橋を渡ると見えてきたのは小学校。

この村も人口が増えて学校や幼稚園がどんどん増えているらしい。
この辺りに住むのはBlack Hmongという民族が多くて今回お世話になる宿も「Hmong House Sapa」という名前なのでもちろんBlack Hmong族の人、かと思いきやハノイの人らしい。
宿に着いたのが2時頃でまだチェックインには早いかと思ったけど部屋の用意が出来ていたのですぐに案内してもらった。

目の前に棚田が広がるのどかな田園風景。
少し晴れてきたのでテラスからタイムラプスで動画を撮ってみた。
この時点で気温が15度ぐらいだったかな。夜はもっと冷えるからか、布団はふかふかの冬用のもので電気毛布も用意されていた。使わなかったけど。
晩御飯は宿で用意してもらい皆で一緒に食べる事になったので、それまで宿でのんびりしてるとあっという間に日が暮れて夕食時になった。
隣のロッジにはシンガポール人のグループがいたのだけど夕食は外に食べに行ったらしく、相席することになったのはドイツ&ポーランドのカップルと宿の人たち。
料理は5-6種類ほど、チキンフライにマスのグリル、野菜炒めが3-4種類、あと赤飯みたいな米料理もあってどれも美味しかった。

ドイツ&ポーランドのカップルは約1ヶ月東南アジアをふらふらとしているらしい。東南アジアだと料理の評判が良いのはやはりタイとベトナム、反対にいつも評判が芳しくないのはカンボジアとフィリピン。どちらも海に面していてシーフードもあるはずなのに・・・謎すぎる。
美味しいサパの郷土料理に舌鼓を打ちながら団らんして適当な時間で切り上げてこの日は終了。
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