クルージング2日目は6時に起床、バナナやヨーグルトなどを食べて寝ぼけながら6時半から一本目のダイブのブリーフィング。

ここで3つのチームに分かれることになり自分はシンガポールの若いカップル、ドイツのお兄ちゃんとおっさん、ペルーの日系のおっちゃん、ロシアのお兄ちゃんの合計7名のグループに入ることになった。
とりあえず一本目は様子見というか、誰がどれぐらい潜れるのかを確認するチェックダイブ、そしてSMB(サーフェスマーカーブイ)の練習。

今回の旅ではナイトダイブ以外は全てネガティブエントリー、水中での集合だった。普段はポジティブ、水面で集合してから一斉に潜ることが多かったので最初は戸惑ったけどすぐに慣れたしネガティブエントリーの方がラクやね。
さてダイブスポットの名前はKurumba。早速一本目からサメ、ブラックチップシャークが見れて興奮する。

ダイビングの最後、セーフティストップ中にはSMBの練習。バンドでぐるぐる巻かれたSMBを開くところまでは簡単に出来たけど、オクトパスで開口部から中に空気を入れるのが意外と難しくて苦戦していたら、ガイドのジェンが手伝ってくれてあっという間にSMBが膨らんで水上に飛び上がっていった。
成功したとは言えガイドに手伝ってもらっての成功なので、これはもう一回練習しないと。

Liveaboardではダイビングが終わるとダイビング船から本船に戻ってきて、次のダイビングまでも2時間以上フリータイムがあるので毎回部屋でシャワーを浴びてボーっとする時間があるのがとても快適だった。

二本目はLankan Manta Point、マンタは見なかったけどまたまたサメ、イーグルレイ、亀などなど。

↓はロシアのお兄ちゃんが撮ってくれた写真。イーグルレイのすぐ上が自分。

三本目は別の島に移動するのに時間がかかり4時過ぎから、Rasdhooというスポットでダイビング。カレントが強めのポイントで、SMBと同じく今回の旅で初めてトライするフックを海底の岩に引っ掛けて体力をセーブしながらクリーニングステーションに来た20頭以上のグレイリーフシャーク、そしてホワイトチップシャークなどを見ることが出来た。



船上での食事はバイキング形式で昼と夜はスープ、サラダ、メイン(肉&魚)、それにパスタやご飯がついてきてどれも味付けが美味しかった。

前日に朝食の卵の調理方法を伝えるとオムレツや目玉焼きなど好みの通りに作ってくれるのもホテルみたいなサービスで、まさかそこまでしてくれるとは思ってなかったのでビックリ。
今回は本船の火事の影響で、
ダイビング船: 本来お世話になる予定だった会社のスタッフ(ダイブガイドやダイビング船の船長など)
居住区域の本船 (Safira): チャーターした船会社のスタッフ(ウエイター、コック、本船の船長など)
の2つの会社がそれぞれの業務を行っていて、スタッフ達にとっても違和感のあるお仕事なんだろうなと思う。ただ業務範囲ははっきりと分かれているのでお客さん側の立場からするとどちらも気持ちの良いサービスを提供してくれたという感想しかないけどね。
クルージング3日目・・・もう大晦日!

ここ数年の年末ダイビング旅行は暦の関係でクリスマス直後ぐらいから元旦直後ぐらいまでの期間で計画を建てていた事が多かったので、今回のように旅を始めてすぐに大晦日を迎える事にとても違和感を覚える。。。
一本目は前日の三本目と同じスポットのRasdhoo、今回もサメが沢山近くで見ることが出来て興奮したけどGoProの調子が悪く撮影できず。なんでや!
お昼寝ー
お昼寝ー

二本目、モルディブではマンタの群れが季節ごとにエリアを移動するらしいのだけど、今年は異常気象だからか本来この時期にすでに移動しているべきエリアでもマンタが確認できず、プランを立てるのが難しいらしい。
つい数日前に別の船がマンタを見たという情報を頼りに一本目のスポットからすぐ近く、ガイドも初めて潜るVeligandu Manta Rockというポイントに一か八かで行くことになった。

結果は・・・

!!!!最高!

3頭の巨大なマンタが代わる代わる大きな岩の周りにやってきて、ひらひらと舞い踊るのを20人ぐらいのダイバーで見つめる至福の時間。それほどカレントが強い訳ではないけどマンタにとっては良いクリーニングステーションらしい。

40分ぐらい岩の近くの海底に滞在して、さすがに途中で飽きてきたのでチンアナゴの撮影。

このダイブは最高だった。Mantastic!!


3本目はまたサメの多いスポットで潜った後、夜に4本目のナイトダイブ、いわゆるナイトマンタ。
船の上からライトを照らしただけでも、
またマンタ!
— ゴリ飯 KL🇲🇾 (@myanmar9dayz) December 31, 2024
#モルディブ pic.twitter.com/GmOUTxxf0P
こんな感じでマンタが集まってくる。ナースシャークも何度か見かけた。
このFesdu Lagoonでのナイトダイブはダイバー約20人で水深15メートルぐらいの砂浜の海底に大きな円を描くように待機して一斉にトーチを上に向かって照らし、その光に集まったプランクトンを食べに来るマンタを見るという、モルディブダイビング屈指の人気アトラクション。
マンタにとっては、天敵のタイガーシャークから逃れるために夜に環礁の中に入ってきて尚且つ餌も沢山食べることが出来る、そしてダイバーはそのマンタに超接近できるので、Win-Winなアクティビティらしい。
周りにもいくつかナイトマンタ目的のボートが停留していて、キャプテンが周りの船の様子とタイミングを見計らい、8時過ぎにみんなで一斉に潜ることに。ガイドの指示に従い指定された位置にスタンバイしてトーチを照らすと5分もしないうちに、
近っ!怖っ!モンスターやん!
周りにもいくつかナイトマンタ目的のボートが停留していて、キャプテンが周りの船の様子とタイミングを見計らい、8時過ぎにみんなで一斉に潜ることに。ガイドの指示に従い指定された位置にスタンバイしてトーチを照らすと5分もしないうちに、
2024年大晦日に遭遇したモンスター
— ゴリ飯 KL🇲🇾 (@myanmar9dayz) January 2, 2025
#モルディブ #ナイトダイブ #マンタ pic.twitter.com/TfWU0WzUcd
近っ!怖っ!モンスターやん!

水中のトーチは狭い範囲しか照らさないので、いきなり暗闇からマンタが現れ急接近してきて最初の方はお化けみたいで本当に怖かった笑

ここでもマンタは2-3頭が代わる代わるやってきたので40分ほど思う存分マンタの舞を堪能した。この方法発明した人天才!

大晦日だったので定番のコレをすすって2024年が終わっていった。3年連続のダイビング旅で年越しどん兵衛。来年こそは西日本のどん兵衛をば。

周りの船のいくつかはチャーター船なのか大きな音楽をかけて盛り上がっている船もあったけど、うちの船は自分含め年齢層が比較的高かったので特に何もすることなく、疲れてたので2025年へのカウントダウンを待つことなく寝落ちしてしまった。
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