クルージング4日目の元旦、残念ながら曇りで初日の出は見れず。夜に雨も降ったらしく外に干していた水着やラッシュガードも濡れたまま。今年も良い年になりそうだぜ。

毎日6時に目覚まし代わりにキャプテンが廊下から大きな声で「Good Morning!」と呼びかけ6時半から一本目のダイブのブリーフィングが始まるのだけど、6時少し前に起きて外に出ると毎日ロシア人のドミトリがデッキで寛いでいた。早起きやな。
こいつは典型的なロシア人というか、ちょっと皮肉屋で不器用、自分のやりたい事をやりたい様にやる奴で、一人だけオープンウォーター、しかもマクロ派なので少し浅いところで写真を撮ってみんなに置いていかれながら追いついて、を繰り返してた。
最後にはなぜか一番仲良くなってた気がする笑
最後にはなぜか一番仲良くなってた気がする笑
そういや今回のダイバーは自分も含めほとんどがNitroxを使用していて、初めてNitroxを使用してみた感想としては昼間に3本潜った後も普通に夜に4本目を潜りたいと思えたので確かに疲れにくいというのはあるかもしれない。空気の減りとかは多分変わらないはず。
さて、この元旦、2日、3日の三が日はずーっと曇り、強風、雨のどれかが繰り返し続き、もう思い出したくもない年明けだった笑

環礁の中はまだ波も穏やかだけど隣の環礁に行く為沖に出ると波が高すぎてUターンせざるを得ず、旅程の変更を余儀なくされるなどなかなか大変だった。こっちはひたすら待つだけだけど自分がスタッフだったらと思うと胃がキリキリすると思う。我々お客さんもそれなりの金額と貴重な時間を費やしてる訳だし。

天候のことなのでどうしようもなく、待ち時間が長かったので部屋に引きこもってPCやタブレットでずっとゲームしたり本やマンガを読んだりして時間をつぶす事が多かった。本当に個室で、そしてネットは弱かったり繋がらなかったりしたもののインターネットが使い放題で良かったなと思う。
ドライシーズンって聞いてますけど?
— ゴリ飯 KL🇲🇾 (@myanmar9dayz) January 1, 2025
#モルディブ pic.twitter.com/VW643UYkTl
引きこもりの代償として、今回の旅では他のダイバーとの交流はダイビング前後と食事の時間ぐらいで最小限となってしまったけど悔いは無し!
元旦、2日は雨の降る中でも頑張って3本潜ったけど、1月3日は朝7時から1本潜った後に上記の通り隣の環礁に行くことが出来ずずーっと移動時間で、結局2本目のダイブはナイトダイブになり、それも強風大雨で大変そうだったので自分はキャンセル、この日は一本だけしか潜らなかった。他のお客さんも潜らない人がちらほらいた。
イルカ
イルカ

そしてこの3が日で、我がGoProが本格的に逝ってしまった。電源は入るけど録画ボタンを押すと画面がバグって録画できなくなる。天気の良かった最初の2日間、そしてナイトマンタを撮影出来ただけラッキーだったと思うしかないね。
2025年、まだ太陽見てない
— ゴリ飯 KL🇲🇾 (@myanmar9dayz) January 3, 2025
#モルディブ pic.twitter.com/aO9vHxZuvh
そんな悪天候の中で助けられたのは食事が美味しかったこと。


サラダの野菜は新鮮だったし、お正月にはBBQでロブスターも出てきた。お肉、魚、パスタも全て味付けは満足いく内容だった。マレのスーパーで小さなキューピーのマヨネーズを買って持ってきたけど全然必要なかった笑



クルージング7日目はダイビング最終日、午前中の2本が潜り納め。
早朝にマレのある環礁に戻り近くのダイブスポットに向かっていると2025年初の日光を浴びることが出来た。ようやく太陽が姿を表した事に対して、嬉しさよりも「遅すぎるやろ」の気持ちの方が強いのはおそらく他のダイバー達もみんな同じだったはず。
一本目はThe Fish Factory、魚の加工工場から廃棄されたゴミ(魚の骨や内蔵)に魚が集まってくるようになったらしい。
潜って30秒ですぐ近くにサメ、そしてエイの群れが!水が濁っている(&GoProが死んだ)のがめっちゃ残念だけど、いつも近づくとすぐ逃げるStingrayが手を伸ばせば触れそうな程の距離で優雅に泳ぐ姿を見ることが出来るのはここでしか出来ない貴重な体験!

このダイブだけで20-30頭は見たサメはグレイリーフシャークかと思いきや後で聞いたらSpinner Shark、日本語でハナザメと呼ばれるサメだったらしい。初めて見る種類のサメ。

一度ガイドがタンクをカンカンと鳴らして大急ぎで別の方向に泳いでいくので何かと思ったらタイガーシャークを見つけたらしい。結局見れたのはガイド一人だけ。水が濁ってなければねー。
二本目、そして最後となるダイビングは以前養鶏場があった事から名前がつけられたChicken Island。
ここで見れたのはチキン、ではなくウツボ。ここも餌が豊富なのか巨大なうつぼが何匹も岩の隙間から顔を覗かせていた。


またシュノーケリングツアーでStingrayを餌付けして水上に10匹以上集まっていたのを、水中15メートルからみんな覚めた目で見上げていた。餌付けはね、まあ気持ちは分からないではないけどね。
という事で6日間、計16本のダイビングはこれで終了!
やっぱり良かったのは天候が良くサメやマンタが沢山見れた最初の2日間。元旦からの3が日は天候&GoProが壊れたこともあり頭の中から記憶が抹消されてしまった。
午後は青空も見えてきたので最上階でジャグジーに入ってのんびりし、

船上でのお酒やお土産のTシャツ、チップなどの支払いを済ませてこの日も終了。
クルージング8日目、最終日は朝食を食べて8時にダイビング船で空港まで送ってもらい解散!

1週間一蓮托生のダイブ旅だった事もあって、オランダ人夫妻がWhatsAppでグループメールを作成して誘ってくれた。後から色んな写真や動画が送られてきてありがたや。
自分のGoProは後半壊れちゃったし、綺麗な写真なのでこちらでもいくつか紹介させてもらいました。
自分のGoProは後半壊れちゃったし、綺麗な写真なのでこちらでもいくつか紹介させてもらいました。

自分はこのまま13時出発のフライトでKLに戻る予定なのでそれまでの4-5時間何をしようか。。。
と考えることもなくすぐに空港に入るためのセキュリティチェックの列に並んだ。というのもこのモルディブのマレ空港は出国手続きにものすごーく時間がかかることで有名らしい。
空港の外から長蛇のセキュリティチェックの列に並んだのが8時半で、そこからセキュリティチェックを2回、チェックイン、イミグレと合わせて合計2時間半かけてようやくゲートにたどり着いた!

その間に何十人もの人がフライトに間に合わないと焦りまくって小走りで列を通過していくのを見かけたので、空港に着いてすぐ並んでおいて良かったと思う。まあ他にやる事なかったんだけど。
しかしモルディブに着いた時は夜遅くで分からなかったけど、まさかこれほどヨーロッパとの直行便が多いとは思わなかった。KLより全然多い。。。さすが世界的リゾート地。


という訳で初のモルディブ、初のダイビングクルーズとなった今回の旅の満足度は70%ぐらいかなー。せめて後一日晴れてくれれば。でもモルディブはKLから直行便で4時間と近いのでホテルさえ安くて良いところを見つけることができれば次はもう少し短い期間で行くのも良いかもしれない。
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