ティルバナンタプーラム2日目、左ふくらはぎの肉離れも随分とマシになってきたのもあり、この日はせっかくなので日帰りでインド最南端のカニャクマリに行ってみることにした。
ホテルの朝食。もちろんカレー。

前日ホテルやレストランなど複数の人に聞き込みを実施した結果、遅延が多発する鉄道よりもバスがオススメ、と全員一致の意見だったのでホテルからほど近いところにあるバスターミナルへ。外国で鉄道に乗るのが好きなので鉄道も乗ってみたかったんだけどね。

バスターミナルでカニャクマリ直通のバスは数時間に一本しかなかったので、途中のナガルコイルという街までのバスに乗り込むと5分ぐらいして出発した。

ティルバナンタプーラムからナガルコイルまでは2時間ほど、ヒンドゥー教の寺院よりもキリスト教の教会をよく見かける。この辺りってキリスト教徒多いのか。だから前日もビーフカレーが出てきたのかな?


ナガルコイルのバスターミナルでカニャクマリ行きのバスに乗り換えて、

更に1時間ぐらいかけてカニャクマリに到着。ティルバナンタプーラムを10時半ごろ出発してカニャクマリに着いたのが1時半なので3時間かかったみたい。長かった。

更に1時間ぐらいかけてカニャクマリに到着。ティルバナンタプーラムを10時半ごろ出発してカニャクマリに着いたのが1時半なので3時間かかったみたい。長かった。
まずは・・・腹減った!という事でバス停から歩いて5分ほどのところにあるSea View Hotelのレストラン、Sea View Restaurantへ。
てっきり海を見渡すことの出来るレストランかと思いきやお店は道路側にあるので何がどうSea Viewなのか、さっぱり理解できないままテーブルに案内されターリセットと追加で海老カレーを注文。このエビカレーが北インドのようなこってりしたカレーで美味しかった。

お昼に満足したあとは10分ほど歩いて、

海!インドはこれまで内陸しか行ったことがなかったので海を見るのは初めてかもしれない。

このインド最南端のポイントはインド洋、アラビア海、そしてベンガル湾と3つの海域が交わるところらしい。

3つの海が交わる、という響きが見知らぬ場所への旅で浮かれた気分を更に高揚させてくれる。

特に島や大陸、国の端っこに来るとその高揚感が顕著に感じられるので、チャンスがあれば端っこに行きたくなる、自称エッジ・ラバー。

特に島や大陸、国の端っこに来るとその高揚感が顕著に感じられるので、チャンスがあれば端っこに行きたくなる、自称エッジ・ラバー。

海へと向かう途中に一列の長い行列があり、何か名物料理でもあるのかと思ったら最南端に浮かぶ銅像へ向かうフェリーに並んでいる人々だった。本来なら行ってみたかったけどまだ足が本調子ではない中で行くのはちょっと危ない気がしたのでフェリーはパス。

最南端で沐浴や記念撮影をしている人を10分ほどぼーっと眺めた後はこの地でやり残したことも無いのでまたバスに乗り、ナガルコイルで乗り換えて再び3時間かけてティルバナンタプーラムに戻ってきた。



ちなみにバスの料金はティルバナンタプーラム→ナガルコイルが片道76ルピア(約150円)、ナガルコイル→カニャクマリが24ルピア(約50円)だった。冷房無いので暑かった!
無事にティルバナンタプーラムに帰ってきたあとは特に見て回りたいところも無かったのでホテルでのんびりして、晩ごはんはトゥクトゥクで10分ぐらいのところにあるカレーのお店へ。@Pankayam

店員さんにオススメを聞いてKantahri Fish Moileeという、ココナッツミルクのまろやかさとハーブ&スパイスの爽やかさが両立するとても美味しいカレーを、Appamというクレープにつけて頂いた。Appamはスリランカでも何度か食べた記憶がある。ちょっと酸味があって、外側はカリカリで中はふっくらもちもちで美味しいんよね。

ティルバナンタプーラム3日目、この日が最終日で夜遅くのフライトでマレーシアに戻る予定。
市内には特に行きたいところが無かったし足も随分良くなったとはいえまだ本調子ではなく街ブラする気にもなれないので、お昼近くまでホテルでのんびりしてホテルをチェックアウトした後はUberで海の近くにあるこちらのレストランへ。@Taste of Kerala

シーフード・ミールスがあったのでそれを注文。魚のカレーや小エビをカラッと揚げたもの、小魚のフライなど魚介のカレーを堪能。

インドのミールスは色んな料理を楽しめて本当にありがたいなと改めて実感した。一人旅の大きな味方!
そこからまたトゥクトゥクでコバラムビーチへ。
ビーチ沿いの道は遊歩道で車やトゥクトゥクは立ち入り禁止だと知らず、目的地をビーチ沿いのカフェに設定したので、トゥクトゥクのドライバーが急坂をアップダウンしてなんとかビーチに近いところまで送り届けてくれた。
そこから狭い路地を歩いていくと・・・

海!

海!

インドで初めてのビーチ🏖!
— ゴリ飯 KL🇲🇾 (@myanmar9dayz) June 17, 2024
@ コバラムビーチ pic.twitter.com/EWWUYvL8k9
ここのビーチは黒砂で、海もお世辞にも綺麗とは言い難いけど雰囲気はとても良い。

事前にブックマークしていたお店に向かうもこの日が月曜日だったからかこの日はお休みで、このビーチ沿いの遊歩道自体が閑散としていて他に開いているお店も少なかった。週末に来たらまた違ったのかな。
海沿いで営業しているお店があったので2階のテラス席でのんびりお茶を飲みながら読書。@Beatles Cafe & Grill House

紅茶にミント、ライムを入れて飲むのがこちらのスタイル。


少し日が暮れてきた頃にトゥクトゥクを灯台の麓に呼んで、またティルバナンタプーラムの市内まで送ってもらった。
市内に戻りまたカフェで一息ついたあとは晩ごはん。本当は別の、中心部から少し離れたところにあるレストランに行ってみたかったのだけど、いつも30分~1時間待ちのようでそれも面倒くさかったので前日のレストランにまたまた行ってきた。前日のカレー美味しかったし、カフェから徒歩圏内だったので。
レストランに向かう途中に見かけたお店。ピザ・ドーサがとても気になる。

この日はバナナリーフに包まれた海老のカレーとAppam。濃厚なカレーで海老もたくさん入っていてめちゃくちゃ美味しかった。右手のみで海老の殻を剥くのが最初は大変だったけどすぐに慣れた。


この日は現地時間の深夜12時半に出発して早朝にKLに着くフライトだったので、晩ごはんを食べた後にトゥクトゥクで9時頃空港に到着、すぐにラウンジに入ってのんびりしようと思ってたのだけど、
・エアアジアのカウンターが出発3時間前の9時半からしか開かない。預入荷物が無くてもカウンターでのチェックイン必須。
・出国でなぜかめちゃくちゃパスポートを見られて時間かかる
・荷物検査もスタッフが少ない&2-3度検査されて時間かかる
という事で最後の最後にイラッとしたけどなんとか無事にインドを出国。
免税店で見た日本風のインドのジン。
そして深夜12時過ぎに飛行機に乗り込み無事にKLに戻ってくることができた。
免税店で見た日本風のインドのジン。
インド・ジャパニーズ・ニューウェーブ・ジン、「DOJA(ドジャ)」
— ゴリ飯 KL🇲🇾 (@myanmar9dayz) June 17, 2024
めっちゃ気になるけどいい値段する(約7000円) pic.twitter.com/OjEkrt5xqQ
そして深夜12時過ぎに飛行機に乗り込み無事にKLに戻ってくることができた。

この日は仕事があったので空港から直接会社に行き、適当に仕事するふりをして定時に即帰宅。
という事で今年2回目のインド旅、肉離れの影響であまりアクティブに動き回ることは出来なかったけど、ヒンドゥー教徒以外に門扉を開かないお金持ち寺院も外から見ることが出来たし、

インド最南端にも行ったし、

ずっと天気良かったし、

美味しい南インド料理・・・全部カレーだけど堪能できたので良い旅だった。



インドでのUber
前回のアムリトサル旅行では渡航前にUberの認証をし忘れて、インドで認証しようとしたらSMSが届かなくて認証ができず結局Uberを使うことができなかったので、今回はマレーシアで認証まで済ませて無事にUberで車を呼ぶことができた。
でもWise、そしてCIMBのクレジットカードをUberに登録する事はできたけど支払い方法として選択することができなかった。ホテルに着いて検索すると、インドのUberでクレジットカードの使用は難しいらしい。現地のWeb決済は出来るらしいけどインド在住で電話番号が無いとWeb決済も厳しそうなので今回のUber利用は全て現金払いだった。
Uberで、例えば80ルピアのところ100ルピア紙幣を出した時はお釣りはチップとして渡すことが多かったけど、ほとんどのドライバーはちゃんとお釣り用の小銭、小紙幣も持っていたようでお釣りを渡そうとしてきたのでその辺は10年、20年前の意地も要領も悪いタクシーとは違うなと思った。
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