旅の11日目、この日はクルーガー国立公園の中でLower SabiからSataraへ移動する日。
公園の中、と言っても四国ほどの大きさのとにかく広いクルーガー国立公園で、目的地まで直線距離にして約100km、公園内の運転は最高時速50kmなので最低でも2時間、動物を見たり未舗装の道を通ったりで4時間はかかる見込み。
前日は快晴で夕方に差し掛かっても強い日差しだったけどこの日は生憎の曇り空で気温も20度ぐらいまでしか上がらず体感的には非常に快適だった。


走っていると次第に雨が降り出して動物もどこかで雨宿りしているのか1時間程全く見つからない時間帯もあり、前日飽きるほど見たインパラや象が出てきただけで喜ぶ始末。
いや、象が出てきたら嬉しいんだけどね。
いや、象が出てきたら嬉しいんだけどね。

途中から未舗装の道でSataraに行こうとするとそこに立ちはだかったのが一頭の象。
一頭だけだったからか非常にナーバスになっていて近づくと車ごと攻撃されそうだったのでバックして勇気ある撤退をした。

それからも雨が降ったり止んだりで動物の数自体が非常に少なくてあまり収穫のないままお昼ごろにSataraに到着。

SataraもLower Sabi同様、必要なものは何でも揃っていて非常に便利。
施設内を歩いているとこのサイの看板が目に飛び込んできて本物かと思ってめちゃくちゃビックリした。

ニックとシンディが作ってくれたサンドウィッチを食べた後はまたまたサファリ。。。んーこの日は動物が少ない!
クルーガー国立公園では休憩所や宿以外で車の外に出ることは基本不可なんだけど、鳥を観察する為の隠れ家みたいなスポットがあったので休憩がてら入ってみた。


鳥はちらほら

カバやワニがたくさんいたけどこの人達、基本的にあんまり動かないんよね。。。

宿に戻りチェックインした後は少し休憩

そして4時過ぎからまたサファリ。

車を走らせていると車がたくさん停まっているので何かと思ったら象の群れが道路を通せんぼしていて、ちょっと時間がかかりそうだったのでUターンして別の方面に行ってみることに。

車を走らせていると車がたくさん停まっているので何かと思ったら象の群れが道路を通せんぼしていて、ちょっと時間がかかりそうだったのでUターンして別の方面に行ってみることに。
他のみんながワイルドドッグがいる!と興奮してるけど自分には岩にしか見えない。。。違うところを見てたのかな。
ワイルドドッグが見れた、と自分に言い聞かせながら宿に戻っているとまたまたハイエナとエンカウント。今回の旅行は本当にハイエナとの縁を感じる。あまり嬉しくはないけれど。
宿に戻ってからもフェンスの向こう側に、おそらく先程のハイエナが歩いていてフェンス越しに十秒間ぐらい一緒にお散歩。首が長くてなんか怖い。
旅の12日目、この日も丸々一日サファリ!
Sataraのレストキャンプを6時過ぎに出発。この旅行期間中はずっと早寝早起き健康的!
このレストキャンプ、小さな動物はキャンプ内に入ってくることがよくあって
ジャッカル

ワイルドキャットが部屋のすぐ近くにいた。ワイルドキャットってほぼ家猫やな。

さて宿を出発してすぐにハイエナに遭遇してちょっとだけ並走

サタラの宿から1時間程北上しているとニックが、車停めて!といきなり言うので慌てて車を停めてバックで少し後ろに戻るとそこにいたのは

チーター!

ライオンやヒョウに比べてもクルーガー国立公園では断然その数が少ないらしく、半ばチーターを見ることを諦めていたのでこれは本当に嬉しすぎるサプライズ!
警戒心が強いのかすぐにブッシュの裏に隠れてしまったけど、しなやかな肉体、そして斑点模様が美しい。
それからまた1時間程ドライブしていると道路に何かが・・・

チーター!道路の上で佇んで何してたんやろ?

じりじりと近づくと草むらの中に隠れてしまったけど自分のスマホでもくっきりと良い写真が撮れたし、


ケビンの良いカメラだとこんなにカッコよく写っていて感激♪ライオンとヒョウはウガンダで見たことあったからチーターは本当に今回見てみたかったんよね。


その後ワイルドドッグも見ることが出来たけど遠すぎて誰も撮影出来なかった。前日とは違い自分も確実にあれはワイルドドッグだと分かったので今回は自信を持って見たと言える♪
Olifants Rest Campという北の方にある宿までドライブして小休憩した後は再びSataraに向けて、今回は未舗装のルートを選択。

正座?してるキリン 怒られてんのかな。

サタラに戻る途中でプンバや

ウォーターバックなどに会いながら、

ようやく宿の近くまで来て舗装道路に合流しようとしたらこの未舗装の道路が封鎖されてた。雨の影響で滑りやすい箇所があったからかな? 封鎖してるとは言っても横から簡単に合流できるので無問題!
お昼はダチョウとクードゥーのステーキ。ダチョウのほうがジューシーで美味しいけどクードゥーのお肉も悪くない。焼き加減、そして味付けが最高なのはシンディとニックのお陰。

少し休憩した後またサファリに出かけると象やキリンは見かけたけど大きな猫達は見つからず。
晩ごはんを食べた後にこの日はナイトサファリに行ってみることにした。
10年前のウガンダでもヒョウやハイエナに会えたのはナイトサファリだったので大いに期待して参加してみたら、

カバ

象

ハイエナ

などが見れたけどライオンとヒョウは出てこなかった。
そんな中でテンションが上ったのがワイルドキャット。写真は撮れなかったけど小さな身体でぴょんぴょんと草むらをジャンプしながらジープから逃げていくのがめちゃくちゃ可愛かった。
このナイトサファリ、20人以上乗せた大型のバスだったので誰かが動物を見つけて大声で「STOP!」と言っても運転手まで声が届かないのか停まってくれない事もあったり、自分たちが昼間に通ったルートがほとんどだった事もありイマイチ面白さには欠けてたかな。
翌日がサファリ最終日!ライオンとヒョウ、出てきてくれー!
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