リペ島旅行3日目、この日はダイビング!
朝8時にダイブショップに集合するとこのショップ自体がイタリア人が経営しているからか、お客さんもほとんどが欧米人。タイでのダイビングと言えば前回リチェリューロックで潜った時も欧米人ばかりだったな、そういえば。

前日にフィットした機器やフィンなどが入った自分用のバスケットを抱えて小さなボートに乗り込み、沖に停留している大きめのボートに乗り移ってこの日のダイビングスポット、8 Mile Rockに向かった。

この8 Mile Rockはリペ島から8マイルの距離にあるからこの名前になったらしい。水深40mの海面から水深16mの高さまで突き出ているロック(岩礁)がありカレントが強くてGiant Trevallyやバラクーダなどの魚群も見ることが出来るらしい。
楽しみにしながら船に揺られて・・・揺られて・・・揺られまくって船酔いした。
船酔いにはそこそこ耐性があるはずなのに前日少し寝不足気味だったのが影響したのかめちゃくちゃ気持ち悪くなってしまった。出航前に波が荒れると言われたので酔い止めの薬をもらって飲んだのに気持ち悪さは止まらない。周りにも数人自分と同じような表情、死にそうな顔をしている人を見かけた。こんな状態でダイビングできるんだろうか。ここまで船酔いの状態で潜ったことがないのでめっちゃ不安。
1時間ほどの航海で8 Mile Rockに着いてガイドからのブリーフィング、ダイビングの準備をしてまだ船酔い真っ只中の状況で試しに船の上でレギュレーターのマウスピースを咥えてみたら案の定えずいてしまって大丈夫かいなと思いながらも、海に入ったらなんとかなるやろ精神でダイブ!
・・・海に入ると不思議と吐き気は止まり、ロープを伝って水深16mにある岩礁に向かって潜っていくのだけど次のパニックはクラゲ!
避けても避けても限りがない程至るところに小さなクラゲが漂いまくっていて、オマケに透明度も今ひとつ、地獄とはこの事だなと思ってしまうぐらい最悪なコンディションだった。
リペ島、8 Mile Rockのクラゲの海
— ゴリ飯 KL🇲🇾 (@myanmar9dayz) February 18, 2024
首の周りを刺されまくったのでフード付きのラッシュガード買おうかなー。 pic.twitter.com/xgR7c352IS
クラゲ以外に海の中では何がいたかな。。。大きなバラクーダは単体で一匹見た、Giant Trevallyも数匹泳いでた、あとBat Fishが群れでいて一匹一匹のサイズがめちゃくちゃ大きかったのは印象に残ってるけど透明度が悪くてGo Proで綺麗な動画を収めることは出来なかった。
結局ずーっとクラゲとの戦いに時間を費やし40分ぐらいでダイビングが終わった。そして同じスポットで2回目のダイブ、今回もクラゲ以外は何も印象に残らず動画もほとんど撮ること無くまたまた40分程クラゲと格闘するだけでの時間を過ごす事になった。
ダイビングを始めて約3年、これまで100本強潜った中でもこの日のダイビングはワーストと言っても良いぐらいのコンディションだった。まあこんな日もあるよね。
ダイビング2本を終えて帰りのクルーズでは揺れの影響を受けにくいとされるボートの真ん中に陣取り現実逃避をするかの如くずっと寝て過ごしていたらあっという間にリペ島に戻ってきた。お昼ご飯やフルーツなども用意してくれてたけど船の中で口に出来たのは酔い止めを飲む時に飲んだ水だけ。
陸に上がり船酔いも収まると次に湧き上がってきたのが食欲、まだ3時過ぎと中途半端な時間でガッツリ食べると夜が食べられなくなりそうだったのでコンビニで適当にお菓子を買って部屋で食欲を少しだけ満たすことにした。
リペ島にはセブンイレブンが2店舗あってどちらも何度か行ったのだけど島価格なのか色んな物が軒並み日本並み、もしくはそれ以上の物価で油断してると良い金額になりそうで怖かった。
夜はダイブショップのイタリアン姉さんに教えてもらったイタリアンに行ってみた。 @ CAPRICCIO LIPE

魚のカルパッチョ。わさびクリームとフルーツと生魚・・・このマリアージュでどうやったら美味しくなれるのか不思議な味。

シーフードのパスタ。メニューに「リペ島で捕れた」シーフードって書いてあったけど、離島のシーフードレストランでよく見かけるこのキャッチフレーズはどこまで信用して良いのかよく分からない。パスタがとても美味しかったからどこで捕れたシーフードでも良いんだけど。

このレストランはソムリエールもいてメニューに合わせてグラスワインも選んでくれて、イタリアの聞いたことのないぶどうの品種だったけど美味しかった。料理も美味しかったので満足度高め。他所に比べるとお値段も高め。
リペ島のイタリアンといえばメインストリートにあるピザ屋さん、出来合いのピザを釜で再度焼いてくれる、カウンターだけのお店ですごく盛況していたのでお腹に余裕があれば食べてみたかった。
リペ島の夜は夜更けまで続く中、自分は翌日も潜る予定なので外の喧騒をYoutubeの動画でかき消しながら就寝。
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