カオラック2日目からは3日連続で日帰りでリチェリューロックにダイビング。

本当は数日間リバボードに乗船してシミラン諸島とリチェリューロックでダイビング三昧の日々を過ごしたかったのだけど、4泊5日のフライトを先に予約してしまっていて船のスケジュールと全然合わなかったので、それならリチェリューロックに毎日日帰りで潜りに行ったれ!ということになった、というか、ということにした。

3日間とも朝6時半から7時過ぎにホテルにハイエースが迎えに来て、まずはスピードボートの待機するビーチまで色んなホテルで他のお客さんをピックアップしながら30分ほど北上。

今回は日帰りダイビングでリチェリューロックで2回潜るだけなのでスケジュールも比較的のんびりとしたものだった。7時半過ぎにボート乗り場に着いたらそこで朝食を食べて、
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ブリーフィングがあり、
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一時間ぐらいしてからようやくリチェリューロックに向けてスピードボートが出発した。
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ボートは20-25人ぐらいのお客さんと10人弱のスタッフが乗っていたのでかなり大きなサイズのボートだった。一日目のお客さんはほぼヨーロッパの人たちで、アジア人は自分含めて3-4人ぐらい。3日目は自分が唯一のアジア人のお客さんだった。

なぜか途中でみんな立ち始めて東京の電車の中みたいになるボートの上笑 船酔い?
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さて1時間少しでリチェリューロックに着いたので準備していざ海の中へ。

今回は船の後ろからジャイアント・ストライド・エントリーという方法で海の中にダイブしてロープを伝って海の中へ沈んでいく、自分にとってはどちらも慣れない方法なので一回目のダイブでは結構焦ってエアを使ってしまった。慣れって大事ね。

リチェリューロックは3日間で計5回潜ることが出来た。

岩礁の底、水深20mぐらいまで一気に降りてタツノオトシゴなど小さな魚を見つけた後に岩礁を一周するのが定番の流れ。カレントが強い場合はショートカットするのだけど、狭い岸壁の間を通り抜けて行くのが初めての体験で楽しかった!
周囲にここぐらいしか岩礁が無い影響で無数に魚が集まってきて、魚影の濃さ(魚の多さ)で言えば今までダイビングをしてきた中でもダントツで一番!大げさではなく本当に魚の群れで目の前の風景が見れなくなるぐらい、魚の大群がいつでもどこでも見ることが出来た。

ただその魚の群れを成す大半が全長10cmから20cmぐらいの小さな魚で、大きな魚は10-30匹ぐらいのバラクーダやGiant Trevallyを見たぐらいでおお!こんな魚がいるんや!と水中でエアが急激に減るほど興奮するような事は無かったかな。

ここリチェリューロックではジンベイザメが見れるらしいのだけど、2日目のダイブガイドによると前回見たのは11月だよ、とその確率の低さから遭遇したらスーパーラッキーぐらいに思っておいたほうが良いのかな。


一日目一緒に潜ることになったのはシンガポールから自分の船でここまでやって来たお金持ちのおっちゃん、オーストラリアから来たお兄ちゃん、そしてロシア人のお姉ちゃんの3人。

・・・戦争真っ最中の当事国、しかも日本からすると直接ではないにしろ東の「相手側」の国の一般人と第3国でガッツリ話をしたのは人生の中でも初めてかもしれない。もちろん戦争の話が4人の間で話題に上ることもなく、カオラックのレストラン情報や東南アジア周辺のダイビングスポット、オススメの旅行先などの話しかしなかったけど。

二日目はシンガポールから来たパイロット&CAの「オトモダチ」の2人と一緒。このCAさんが一日目のシンガポールの金持ちおじさんとも「オトモダチ」で、パイロットはそれが気に入らないらしく3人で一緒に晩ごはんを食べることを拒否してるらしい。どうでもええねん。

三日目はKL在住のイギリス人親子とハンガリー人と3人で、この日はとても平和だった笑 この日だけ一本目はSurin IslandのAo Pakardというスポットで潜り、一面に広がるサンゴ礁に癒やされた。水深20mぐらいまでしか行かなかったので50分潜ってまだエアが100残ってたのが嬉しかった。 

今回はガタイの良い欧米人が多くてエアが持つ人が少なくてリチェリューロックで35分で終わった時はさすがに残念だったけど、自分はエアの減りを気にせず気楽にダイビングを楽しむことが出来た。ダイビングを始めてこれで80本目ぐらいでエアの持ちは改善したような、そうでもないような。今回のダイビングでエアの持ちに自信を持っても次に経験豊富なアジア系の女性と潜ると一気に凹まされるので天狗にはなりようがない笑

1日目、3日目はダイビング1本目と2本目の間にランチを食べにスリン島に寄ったので落ち着いて、しかも美味しい食事を取ることが出来た。
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スリン島のただただ美しいビーチ
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2日目は船の上でおかずがグリーンカレーと野菜炒めの2種類だけでかなり残念な内容だった。どういう仕組みか詳しくは分からないけど各ダイブショップの持つ船は曜日ごとに行くスポットが決まっていて、お客さんの希望がそのスケジュールに合わないなら、他のダイブショップの船に乗せるシステムなのかな?知らんけど。
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という訳で初めてのタイ、初めてのリチェリューロックでのダイビングは常に魚群に囲まれながらのダイビングでとても楽しかった。次にタイで潜る時は半島の反対側、サムイ島やタオ島に行ってみたいのだけどKLからだとアクセス悪いんよねー。今年中に行けるかな?