クリスマス前から大みそかまで小笠原&東京で過ごした後、翌週の週末も日本は成人の日の祝日で三連休だったのでそのうちの2日間、日・月曜日に長野まで行ってきた。

行こうと思ったきっかけはちょうど二日分余っている青春18きっぷが手に入ったから。日本に住んでる頃はこのJRの普通電車が乗り放題の青春18きっぷを使ってよく遠出していたなぁ。。。

日曜日の朝、まだ日が出ていないうちに最寄り駅から米原行きの電車に乗車。青春18きっぷの期限が月曜日までだったので他にも18きっぷを使ってるっぽい人をちらほら見かけた。
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朝焼けの伊吹山。相変わらず滋賀・岐阜の県境、関ヶ原周辺は雪がエグイ。
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名古屋、中津川、塩尻、松本と乗り継いで長野に行く途中、姨捨という山の中腹にある駅からの景色がすごく良かった。これは一見の価値あり。あと松本駅のアナウンスがユニークでほんわかしてて良かった。これも一聞の価値あり。
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滋賀の能登川から岐阜の関ヶ原、長野の塩尻から長野の間は雪が積もってたけどそれ以外はほとんど積もってなかった。長野は南の方も雪国かと思ってたけどそうでもないらしい。

さて長野駅に2時ごろ着いて遅いお昼、せっかく長野に来たのでお蕎麦を食べて今回の目的地、渋温泉に向かうため高速バス乗り場へ。
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志賀高原行きのバスに乗ったけど3連休真ん中の午後、という中途半端な時間だからか志賀高原にスキーやスノーボードをしに行く人はほとんどいなかった印象。志賀高原は最後に行ったのはいつやったか。。。
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1時間ぐらいバスに揺られて渋温泉にあるモンキーパークでバスを降り、そこから雪の積もった坂道を恐る恐る下っていって渋温泉の中心部にある宿に着いた。慣れない雪道はマジで怖かった。
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今回お世話になったのは初の湯という温泉宿。

懐かしい雰囲気の温泉宿の部屋、ガスストーブ、窓越しに見える雪景色で90年代前半に毎年冬に志賀高原に行っていた時の事がフラッシュバックのように蘇った。
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う、嘘やろ?まだ現役?
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この渋温泉にある宿に泊まると宿泊している宿の温泉以外にも九つの外湯を巡ることができる。
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宿の人に外湯に入る手形(鍵)をもらい、
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浴衣を着て下駄を履いて、
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一つ目の外湯、初湯から順番に入っていった。
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ほとんどの外湯は4~5人も入るといっぱいになるぐらいのこじんまりとした温泉で、コロナが無ければお客さんももっとたくさんいて入るのにも一苦労したかもしれない。
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とりあえず夕方までに1、2、3の湯まで入ってきた。
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見ず知らずの他の観光客と気軽に談笑する文化は日本では絶滅したかと思ってたけど、狭い温泉で隣同士でお湯に浸かると湯の花と共に話にも咲いた。裸の付き合いってやつ?
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これまた昭和後期、平成初期のころで時代が止まっているようなお蕎麦屋さんで本日2杯目の山菜そば。なめこたっぷり。七味も善光寺のもので懐かしい!久しぶりに見たかも。
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長野と言えば野沢菜!野沢温泉の外湯巡りもまた行ってみたいなぁ。
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まさか射的の「面白屋」が令和の時代まで生き残るとは。
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渋温泉はコンビニやその他チェーン店から完全に隔離されて個人商店ばかりだから営業が続いていけてるのかな。もうここまで来たら昭和のテーマパークを目指して頑張ってほしい。

お蕎麦と野沢菜を食べた後は外湯巡りを再開して4から7まで入って就寝。

宿の近くにある「千と千尋の神隠し」のモデルにもなった金具屋斉月楼がライトアップしていてみんな下から見上げるようにして写真撮影。
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翌日は猿!
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つづく