7日目 ついでにアドバンスも取ってしまえ

旅行7日目、この日はシパダン行きのボートが満席だったのでこの日から2日間かけてアドバンス・オープンウォーター(AOW)のライセンスを取ることに決めた。

シパダンはAOWがあった方がより楽しめる、と他のダイバーも言っていたので結果的に良い選択だったと思う。

年末になってもお客さんは少ないのでAOWのコースは個人レッスンで教えてもらうことになった。今回はオーストラリア人で同い年のペギー先生。
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AOWは以下2つが必須科目なので全員マストで選択するらしい。

● ディープダイブ
● ナビゲーションダイブ

あとScuba Junkieでは独自に中性浮力(ピーク・パフォーマンス・ボイアンシー)も必須としていて、他のダイバーもこれは絶対オススメと言っていたのでこれが3科目。

この3つ以外にあと2つを以下の科目から選べるらしい。

● 水中ナチュラリスト(水中世界の不思議を教えます)
● 魚の見分け方(気になる魚をスケッチ)
● 水中フォトグラファー(水中写真の撮り方)
● ナイト・ダイブ(夜の海へダイブ)
● ボート・ダイブ(ボートダイビングのやり方)
● ドリフト・ダイブ(流れのある海でのダイブ)

他にも何種類かあってこのマブール島ではできない科目も何個かあったと思う。

その取得できない科目の一つがレック・ダイブ(沈船ダイビング)で、ぜひ取りたかったけどライセンスを取るために適した沈船が周辺に無いとの事で残念ながら選択できなかった。

という事で他のダイバーにもおススメを聞いて選択したのはこの2科目。

● ナイト・ダイブ
● ドリフト・ダイブ

まずは1科目め、中性浮力

OWの時からピタッと水中で止まることができたのでこれは余裕でクリア。

水中にぶら下げた巨大なタイヤの中でピタッと止まる練習など、ボディコントロールを鍛えてくれるので確かにこの授業は受けてよかった。

2科目めはナビゲーション・ダイブ

これもペギー先生の言う通りにコンパスを使ってポイントからポイントへ移動するのを何度か繰り返してクリア。

この日の夜にナイト・ダイブをする予定なので午後からはフリー。
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そして夜7時ぐらいから3科目め、ナイト・ダイブがスタート。

ダイブの前にレクチャーを受けたところまでは「講習」って感じだったけど、海に入ってからはほぼファン・ダイブだった笑

大きなウミガメが岩礁の間に挟まって寝ていたり、昼間は見られない大きなタコや小さなドナルドダック・シュリンプなどが見られて楽しかった。ライトで照らすと昼間より色鮮やかな姿が見られるのがナイト・ダイブの良いところなのかもしれない。

ナイト・ダイブは次にダイビングに行った時も一度はトライしたい。
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この日は大晦日だったのでみんなでカウントダウンまでバーで飲みながらゲームをすることになった。

OWのバディ、ジェマやその友達のイギリス人たちと飲んでたら他のダイバーとも一緒に時間つぶしにゲームをすることになって、ジェスチャーゲームや連想ゲームなど楽しいけど意外と英語力を駆使させられるモノで、少し酔った頭をフル回転してなんとかゲームを楽しんだ。

ゲームの途中でバーからダイニングに行ってクアラルンプールから持ってきた年越しそばを食べて、再びバーに戻ってゲームをしていると12時になってみんなでカウントダウンを祝って怒涛の2020年を締めくくった。
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まさか2021年も、まだ8月だけどずっとコロナに日常を侵食されるとは。。。


8日目 AOW2日目 水深30mの壁
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この日1つ目の講習はディープ・ダイブ

これまでずっと耳抜きが苦手でオープンウォーターで水深18mまで行くのにも時間がかかっていたので、ディープダイブで30mまで行けるか少し不安を抱きながらのダイブ。

一本目はマブール島から少し離れたところにあるカパライ島のBlack Ray Channelというポイント。

この日も普通のファン・ダイブのお客さんと一緒のボートで、みんなあっという間に深いところまで沈んでいったけど自分は何度も耳抜きをしながら5m、10m、15mとゆっくり沈んでいって、なんとか27mまで行くことができた。

水深30m付近までたどり着けてホッとした。。。


2本目はAOW最後の講習、ドリフト・ダイブ。これもカパライ島のリトル・オキナワというスポットで。

残念ながらドリフトと言えるほどの流れは無かったので普通のファン・ダイブになってしまったけど、ドリフトはOWの時に体験できたし、ここもウツボや小さなエビ、数えきれないほどの熱帯魚が見れて楽しめたのでOK!


午後はAOWのドリルをして無事に合格したのでAOWも取得!ペギー先生ありがとう!

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講習を終えてまたまたジェティでのんびりしていると、翌日シパダンに行くダイバーたちが集められてシパダンでダイブするためのブリーフィングが始まった。

シパダンに連れて行ってくれるのはNational Geographicがシパダンに撮影しに来た時にもガイドをした事があるというイギリス人の、シパダンの事なら何でも知ってまっせ感を体中から放っているおじちゃん。

翌日連れて行ってもらう予定のポイントやそのポイントの特徴を細かく説明してくれた。

また急に海流が早くなったら岩にしがみつけ、とか興味本位でサンゴを触って壊したらその場でボートに上がってもらう、などと言われて少し緊張感を残してブリーフィングは終了。
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翌日は先生も今までのバディもいない中での初ダイブ、しかもシパダン。

ドキドキしながら、そしてバラクーダが見れるように祈りながら早めに就寝。

つづく